流産後の妊娠確率を考える女性

 

 
残念ながら流産してしまった後に、また妊娠できるのか不安を抱える女性が多いと思います。
 

しかし、「流産後は妊娠しやすい」という話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
 

流産の種類によりますが、妊娠確率が上がる流産もあるのです。
 

ここで流産の種類とその後の妊娠確率についてまとめてみましょう。
 

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流産後の妊娠の確率が上がっている種類

流産は、ほとんどが妊娠初期に起こります。
 

その中でも、次の妊娠確率が上がるものを挙げてみましょう。
 

初期流産

妊娠12週までに起こる流産で、安定期に入る前に起こることが多いです。
 

出血や腹痛、腰痛などの症状が出ることが多く、受精卵の染色体異常が主な原因で、母親の行動などが流産の引き金になることはあまりありません。
 

繋留流産

胎内で胎児が亡くなってしまっている状態です。
 

妊婦健診などで判明することが多く、自覚症状がないことが多いです。
 

自然流産

繋留流産などで、掻爬手術(胎児の摘出)をしなくても体外に胎児が出てくる流産のことです。
 

胎児が完全に対外に出た場合を、完全流産といいます。
 

激しい腹痛や出血を伴います。
 

なぜ流産後に妊娠の確率は上がるのか?

流産の時には、掻爬手術か自然流産で胎児を完全に体外に出さなければなりません。
 

それらによって、子宮内はきれいになり受精卵が着床しやすい状況になるのです。
 

しかし、流産後はお医者さんから「あと何回生理が来たら、妊娠可能」と指示が出ます。
 

これは患者さんの状態やお医者さんの考えによって若干期間が異なりますが、1~3回生理が来たら、という指示が多いでしょう。
 

流産してすぐというのは、子宮の中がまだ妊娠に備えての準備が万全ではないのです。
 

子宮が回復し、妊娠できる環境が整ったらまた妊娠に向けて活動しても大丈夫になります。
 

流産後に妊娠の確率が変わらない種類もある

上記で述べた流産は、子宮の中がきれいになることで妊娠確率が上がると言われていますが、特に妊娠確率が変わらないものもあります。
 

それは、化学流産と呼ばれる、超初期段階に起こる流産です。
 

化学流産は、妊娠検査薬で陽性反応が出たにも関わらず、数日後には陽性反応がなくなっていき、遅れて生理のように出血がおこる流産です。
 

まだ受診してもエコーで見えないくらいの超初期に起こるので、子宮に与える影響が少ないため、化学流産の場合はその後の妊娠確率があまり変わりません。
 

化学流産は、本人も気付かずに起こっていることも多く、誰にでも可能性があります。
 

しかし、何度も化学流産を繰り返すのはあまり良くありませんから、その時は産婦人科を受診し、検査をしてもらうといいでしょう。
 

流産後、妊娠が難しくなることも

残念ながら、妊娠の確率が高まる流産ばかりではありません。
 

中でも、子宮外妊娠をして卵管に着床した場合、卵管破裂の恐れがあるため卵管切除手術をし、自然流産させるしかないのです。
 

そうなると、二本あった卵管が一本になるため、排卵がスムーズにいきにくくなることがあります。
 

今までより妊娠する確率が少し下がってしまうことがありますが、卵管が一本残っている場合は自然妊娠の可能性がまだありますから、お医者さんの指示でまた妊娠を望むことができます。
 

ただ、子宮外妊娠は再発しやすいというリスクがあります。
 

再発しない人ももちろんたくさんいますが、もし再発したら左右の卵管を切除しなければなりません。
 

そうなると、体外受精や顕微授精など、医療の手助けを借りて妊娠を望む方法をとることになります。
 

流産後の妊活への気持ちの整理

流産は、夫婦にとってとてもショックで悲しい出来事です。
 

生まれてくることを楽しみに過ごしていたところでの流産は、哀しみを引きずる夫婦も多いでしょう。
 

次の妊活へのタイミングは、お医者さんの指示はもちろん確認しますが、夫婦二人の気持ちが一緒に前を向いたときにするといいでしょう。
 

片方が流産のことをまだ気にしている時に妊活をしても、心がついていけません。
 

二人の気持ちのズレが生じ、関係にも距離が出来てしまうこともあります。
 

二人とも傷が癒え、流産のことを乗り越えられたら、次の妊活に進んでみてはいかがでしょか。
 

次の妊娠への環境づくり

次の妊娠への環境づくりについて話し合う夫婦

どうしても流産後は、次の妊娠への強い希望や流産が続いたらどうしようという不安で、心に負担がかかってしまうことがあります。
 

妊活自体に心の疲労を感じることは、心にも体にも良くありません。
 

夫婦で一緒にリラックスする時間を持ったり、ストレス発散の方法を見つけ出しておくことで、前向きな気持ちで次の妊娠を望むことができるのではないでしょうか。
 

また妊娠に向けて、体を冷やさないようにしたり、葉酸を摂取しておくのも、いつかお腹にやってくる赤ちゃんにとって嬉しい環境づくりになるでしょう。
 

まとめ

全体の妊娠の約15%が流産という悲しい結果になってしまうといわれています。
 

経験した人にしかわからない悲しみは、乗り越えるのも非常に大変でしょう。
 

次の妊娠への不安や葛藤もあると思いますが、妊娠しやすくなっているという流産もありますので、ぜひ諦めずに心が落ち着いたら夫婦で仲良く、授かる日を待ってほしいと思います。
 

子どもを望むすべての人たちに、どうかかわいいあかちゃんがやってきますように!
 

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