妊娠初期の女性

妊娠が発覚し、喜びと同時にこのまま元気に育ってくれるだろうか…と不安を抱く妊婦さんも多いと思います。
 

妊婦さんにとって一番怖いのが、流産でしょう。
 

そこで、流産の原因や注意点などをまとめてみましょう。
 

妊娠初期の流産確率は?

流産とは、子宮の中で胎児が育つことが難しくなり、妊娠を継続できなくなることをいいます。
 

流産の多くが妊娠15週(妊娠4カ月)の妊娠初期と呼ばれる時期に起こります。
 

年齢や環境で異なりますが、おおよそ全体の10~15%の確率で流産が起こります。
 

このうち、妊娠初期に起こる流産は約9割以上といわれているのです。
 

初期流産のうち、妊娠1カ月が1割、妊娠2カ月が5割、妊娠3カ月が3割という割合で起きてしまっています。
 

妊娠に気が付かないまま、生理として認識される流産もあります。
 

基礎体温を付けていないとなかなか気が付かないことも多いのです。
 

妊娠2カ月以降になると、生理が遅れて妊娠に気が付く人も多くなります。
 

妊娠初期の流産の症状は?

妊娠1カ月での流産だと、症状もあまりなく、生理として認識し、気が付かない人もいます。
 

妊娠2カ月を過ぎると生理の遅れから妊娠に気が付く人も多いですが、そのまま妊娠に気が付かずに遅めの生理と認識してしまう人もいるようです。
 

流産で多い症状としては、腹痛や出血が挙げられます。
 

生理痛のような腹痛に人もいれば、立っていられない程の激しい腹痛を訴える人もいます。
 

出血も、少しずつ出てくる人もいれば、いきなり生理の時以上の大量の鮮血が出てくる人もいます。
 

また、つわりが始まっていた人は、流産によっていきなりつわりがなくなったという人もいるようです。
 

妊娠に気が付いたら、自分の体のちょっとした変化を見落とさないようにしなければいけませんね。
 

妊娠初期の流産の原因

初期流産の多くの場合は、胎児の染色体異常が原因のことが多く、受精した段階で決まっていて防ぐことができません。
 

ほぼ胎児側に原因があるので、自分のせいだと落ち込も女性が多いのですが、そのようなことはありません。
 

妊娠初期の流産は子宮内の環境によっておこるものではないので、もう妊娠できないのではないか、また流産してしまうのではないか、という心配もいらないので、気にしすぎないようにしましょう。
 

年齢別初期流産の確率

母体の年齢が上がることで初期流産の確率は高まります。
 

35歳以上になると、流産確率が約20%になり、40歳以上になると約40%の確率で流産してしまうと言われています。
 

これは卵子の老化によるもので、受精しても染色体異常になる確率が上がってしまうことが考えられます。
 

生活習慣や環境の違いによって卵子の質に差が出てくるといわれているので、卵子の質が低下しないよう生活習慣を正すようにするといいかもしれません。
 

心拍確認後に流産する確率は?

赤ちゃんの心拍が確認されると、流産率はぐっと下がり、3~5%ほどといわれています。
 

しかし心拍確認後も、心拍が弱かったり、赤ちゃんが大きくなれず流産してしまうこともあります。
 

妊娠15週までの流産は、防ぐことが出来ない染色体異常が原因なことが多いのです。
 

しかし心拍確認後は流産率がさがるということを覚えておくと、不安な妊娠初期でも少しほっとすることができるのではないでしょうか。
 

初期流産の予防法

流産予防のサプリメント

妊娠初期は胎児側に原因があることが多いので、決定的な予防法はありませんが、まずは妊娠に気が付くことが大事です。
 

胎盤が完成するまでの妊娠15週ほどまでは初期流産の可能性があるので、日常生活で気を付けたらいいことを挙げてみましょう。
 

  • ストレスを溜めず、充分な睡眠と食事をとる
  • 風邪や伝染病、下痢にかからないようにする
  • 立ちっぱなしや重いものを持つことをなるべく避ける
  • 走ったり激しい動きはしないようにする

また、妊娠初期に葉酸という栄養素を摂取するといいと聞きます。
 

奇形児の発生率を約70%軽減したり、体内の血液量を増やし、子宮内膜を厚くしてくれる働きがあるそうです。
 

サプリメントなどで気軽に摂取できますから、妊娠に気付いてからでも遅くはないので、葉酸を摂取してみるといいかもしれません。
 

まとめ

妊娠すると、流産したらどうしようという不安な気持ちになる人も多いと思います。
 

赤ちゃんのことを大事に思うからこその心配ですよね。
 

妊娠初期は防ぐのが難しいことが多いです。
 

あまり不安になり過ぎず、規則正しい生活を心がけて妊娠生活を楽しんでくださいね。