妊娠初期の出血の原因

妊娠に気が付き、パートナーと喜びを噛み締めている妊娠初期。
 

そんな喜び真っただ中に突然の出血があると、誰でも驚いてしまうのではないでしょうか。
 

そんな妊娠初期に起こりうる出血の症状についてまとめてみました。
 

妊娠初期の出血を経験した人は意外と多い

妊娠初期はお腹の膨らみも胎動もなく、赤ちゃんの存在を感じにくいこともあり、不安いっぱいの妊婦さんが多いです。
 

そんな中で出血してしまうと、赤ちゃんに何かあったのでは?と心配になる人も多いでしょう。
 

しかし、妊娠初期の出血は約2割の妊婦さんが経験しているというデータがあります。
 

出血という症状は以外にも多く、色や量によって危険度も変わるのです。
 

出血時の対応

産婦人科の看護師

茶色い出血の場合は、酸化していることから過去に出血したものだと考えられますので、危険性は低いです。
 

しかし、鮮やかな赤やピンクの出血の場合は、出血から間もないので注意が必要です。
 

出血があったら、色や量、他に症状があるかなどを落ち着いて把握してください。
 

できれば安静にし、早めに産婦人科を受診するようにします。
 

腹痛があったり、出血量が多い場合は早急に受診し、診察をしてもらって医師の判断を仰ぎましょう。
 

危険性が少ない鮮血と要注意な鮮血

妊娠初期の出血、中でも鮮血が出た場合に心配いらない出血と危険な出血があります。
 

危険性が少ない出血

  • 着床出血
  • 受精卵が子宮内膜に潜り込み、根をはることで子宮内膜に傷が付き、出血することがあります。
     

    数日でおさまることが多く、痛みもほぼありません。
     

    出血量も少ないことがほとんどです。
     

  • 月経様出血
  • 妊娠4週前後に起こることが多く、妊娠後のホルモンがうまく整わなかったことで、体が妊娠前と同じように動いてしまうことで出血します。
     

    通常の生理よりは量が少なく3日ほどでおさまることが多いです。
     

  • 膣部びらん
  • 妊娠15週頃までに多く、子宮の入り口がただれていることで出血することがあります。
     

    内診や性交でも出血することがあり、少量でおさまることがほとんどです。
     

    妊娠していない女性でもなることがあり、不正出血として出てくることがあります。
     

要注意な出血

  • 子宮外妊娠
  • 受精卵が子宮内ではない場所に着床してしまうことです。
     

    98%が卵管で着床してしまい、破裂すると大量出血し、激しい腹痛があります。
     

    時には命に危険もあります。
     

    子宮外妊娠になると、少量の出血が長く続きます。
     

    早めに受診し、子宮内に胎嚢が確認できるまで注意して経過を見ていきましょう。
     

  • 切迫流産
  • 妊娠22週未満で流産しかかっている状態のことをいいます。
     

    様々な原因がありますが、母体の冷えやストレス、疲れも原因になりうると言われています。
     

    出血の他に腹痛もあることがあります。
     

    とにかく安静にして心身共に休め、自己判断せずに病院で受診するようにしましょう。
     

  • 流産
  • 妊娠初期の流産は全体の流産の約9割といわれており、もっとも気をつけなければいけない時期です。
     

    流産とは切迫流産とは違い、妊娠22週未満で何らかの原因で妊娠の継続が困難になり、妊娠が終わってしまうことです。
     

    少量の出血が続く人もいれば、急に大量の鮮血が出る人もいます。
     

    生理痛のような腹痛、激しい腹痛や腰痛があれば、すぐに受診した方がいいでしょう。
     

    今まであったつわりがなくなって気が付く人も少なくないようです。
     

まとめ

上記に記したように、妊娠初期の出血には様々な原因があります。
 

鮮血が出た場合は、茶色の出血よりも危険度が高くなることが多いので、しっかりとご自分の状況を把握することが大切です。
 

出血量、色、他の症状、いつから出ているのか、可能なら実際に血が付いた下着やおりものシートを持参して受診し、詳しく医師に伝えて指示を仰ぎましょう。
 

もちろん心配いらない場合もありますから、その時はストレスをためずリラックスして過ごしてくださいね。