妊娠 血液検査

 

 

妊娠中に何度か血液検査をする機会があるかと思いますが、いったい何を調べるのか気になったことはありませんか?
 

血液検査ではダウン症の可能性や、HIVに感染しているかどうかまで、いろいろな情報がわかります。そんな血液検査は、受けたあとの結果がいつ出るのかも気になるところですよね。
 

そこで妊娠中の血液検査について、どんなことを調べて結果はいつ頃わかるのかなど、くわしくまとめてみました。
 

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妊娠中の血液検査って、いつするの?

妊娠中の血液検査は3回あります。初期(妊娠8週ごろ)、中期(妊娠24~26週ごろ)、後期(妊娠36週ごろ)にそれぞれ行います。
 

初期の検査では、様々な項目を調べます。最初に様々な情報を得ておくことで、以後の妊娠経過が順調に進むように必要なサポートができるからです。
 

中期では血糖値や貧血がないかを調べます。後期は引き続き、貧血がないかをチェックします。
 

貧血がひどいと、出産時に血圧が下がりやすくなったり出血量が多くなってしまったりとリスクが上がります。妊娠中の貧血はできるだけ改善しておくのが望ましいため、検査項目に入るのです。
 

妊娠中の血液検査によって、わかること

血液検査ではいろいろなことがわかります。
 

血液型、貧血かどうか、血糖値はどのくらいか、また風疹やB、C型肝炎、白血病のウイルス、トキソプラズマ、クラミジア感染の有無など検査項目は特に初期では多岐に渡りますが、すべて妊娠が順調に経過するかどうか、出産の際にリスクはないかなどを調べるためなんです。
 

血液検査で、ダウン症やHIV感染の有無がわかる!?

この血液検査では、赤ちゃんにダウン症の確率があるかどうかということもわかります。血液中の成分の濃度を調べることで染色体の状態を予測する検査になります。
 

これは母体血清マーカー検査といって、血液から3~4つの成分の測定をして、ダウン症の疑いがあるかどうかをざっくりと調べる検査です。
 

この数値によって、さらに精密な検査を受ける必要があるかどうかがわかります。血液中の3つの成分を測定する検査をトリプルマーカーテスト、4つの成分を測定する検査をクアトロテストといいます。
 

トリプルマーカーよりはクアトロテストの方が、測定する成分が多いためダウン症の確率予測の精度が上がりますがこれらはあくまで確率を予測するものであり、確定診断ではありません。
 

妊娠中にHIVに感染していることがわかったら、どうするの?

初期の検査項目にはHIV抗体検査が含まれています。万が一HIVに感染している場合は、妊娠中は胎盤から、また出産時の産道通過や産後の母乳などにより、母親から子へ感染するリスクがあります。
 

HIVは出産に携わる医療従事者への感染率も高いため、血液検査の項目に含めて、あらかじめ感染の有無を確認するのです。
 

もし陽性と診断された場合は、赤ちゃんへの感染リスクを抑えるため、複数の抗HIV薬を投与され、ウイルスを減少させるという措置が取られます。
 

また、産道通過による感染を防ぐため、事前に周到な準備をしたうえでの帝王切開による出産となります。赤ちゃんには生まれてすぐに、予防的に抗HIV薬が投与されます。
 

いろいろなことがわかる血液検査、結果はいつわかる?

通常検査の結果が出るまでには1週間ほどかかります。初期の健診での採血であれば、安定期に入るまでは2週間に一度のペースで健診がありますので、そのときにあわせて2週間後の健診時に結果を聞くという流れが一般的です。
 

中期は1ヶ月に一度の健診となりますので1ヶ月後に、後期はまた健診の回数が増えますので次回の健診時に、ということになりますね。
 

よほど早く伝えなくてはならない結果がある場合は、病院の方で結果が出た時点で、電話がかかってくることもあるようですがそうでない場合は、次回にまとめて…ということになるようです。
 

まとめ

妊娠中の血液検査は全部で3回です。初期(妊娠8週ごろ)、中期(妊娠24~26週ごろ)、後期(妊娠36週ごろ)にそれぞれ行います。検査はすべて妊娠、出産が順調に進むためで、検査項目も広く多岐に渡ります。
 

中でもダウン症の確率があるかどうかや、HIVに感染しているかどうかは、妊娠中はもちろん出産後にも大きく影響を及ぼすことになりますので、あらかじめ検査で調べておきます。
 

ダウン症については母体血清マーカー検査により、より詳しい検査が必要になるかどうかがわかります。HIV感染の有無についても血液検査によってわかります。
 

万が一感染していることがわかった場合は、あらゆる適切な処置が取られることになります。これらの血液検査は通常1週間ほどで結果がわかりますが、通常は次回の健診時にまとめて聞く、というケースが多いようですよ。
 

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