
もしかして、妊娠してる!?この症状、なんだかいつもの生理痛と違う気がする…。そんな気がするなら、もしかして妊娠の可能性も考えられますね。
そこで妊娠しているときにあらわれる症状と、生理痛との違いをまとめてみました。
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目次
妊娠するとあらわれる、こんな症状
受精卵が着床して妊娠が成立すると、赤ちゃんを育てるため、子宮が大きくなろうとして収縮を繰り返します。
これによりお腹がチクチクと痛んだり、ムズムズしたり、引っ張られるような痛みを感じることもあります。
また、ホルモンバランスの変化により胃腸の働きが弱くなって便秘や下痢が起こったり、頭痛を感じたり吐き気を感じたりする人もいます。
高温期が続くことで、だるさや眠気を感じる人も。胸が張って痛む人もいます。
妊娠すると必ずこれらの症状が起きるというわけではなく、何も感じない人ももちろんいますが、着床後こういった身体変化を感じる人は多くいます。
生理痛の症状と妊娠初期症状は、似ているんです
生理痛といえば、腹痛や頭痛、腰痛、だるさや眠気、吐き気などが多く見られます。これらの症状、妊娠している場合の初期症状とよく似ているんです。
生理痛の症状は、子宮の収縮を促して経血がスムーズに排出されるよう、子宮内膜から分泌される、プロスタグラジンというホルモンが原因で起こると言われています。
このホルモンには痛みを感じやすくさせる作用や、炎症を引き起こす作用があると言われています。
このプロスタグラジンの分泌量が多いと、子宮も過剰に収縮してしまうため腹痛も悪化してしまうんですね。
症状だけでなく、実は生理痛と妊娠初期症状はあらわれてくるタイミングも同じころなんです。
生理痛が始まるのは生理予定日1週間前あたりからの人が多いですが、排卵された卵子が受精して着床するのに1週間から10日ほどかかるので、妊娠症状も生理予定日1週間前くらいからあらわれてくることが多いんです。
同じような時期に、似たような症状があらわれるんですね。
妊娠初期症状と生理痛との違いを見分ける!
原因が違っても、症状や起こる時期がかなり似ている、妊娠症状と生理痛。これらを、いったいどうやって見分けたらいいのでしょう?
実は症状が似ていても、原因が違うためわずかな違いはあるんです。
たとえばお腹の痛みも、よく注意して観察すると、妊娠している場合は子宮が大きくなろうとして伸び縮みしているような痛みを感じます。
チクチクやムズムズも、お腹が大きくなるような感覚だったりします。
一方、生理痛の場合は子宮の収縮が原因ですから、ギューッとお腹が縮まるような、引き絞られるような痛みを感じるんです。
ふだんの生理痛との違いも、判断材料になります
症状の様子をふだんの生理痛と比べることでも、違いが見つけられることがあります。
いつもは生理痛がないのに、生理痛のような症状を感じたという場合など、ふだんと違った症状がみられる場合や、何だかいつもと痛みの感じが違う気がする…といった、いつもの生理のようすと違うような場合は妊娠の可能性も考えられます。
妊娠すると、だるさや眠気、イライラなども普段とは比べものにならないくらいひどく感じる人もいるようです。
妊娠と生理痛との違いを見つけるために
さらには生理痛の症状だけでなく、他の症状ともあわせて考えるといいですね。
たとえばおりものの量はふつう排卵日前後にもっとも量が増えますが、妊娠している場合は生理予定日前ごろでも急に量が増えたりさらさらになったりと様子が変わることがあります。
ほかに、急に味覚が変わったりする人もいるようです。ふだんから自分の身体の様子を知っておくことで、いざという時に身体の変化に気づくことができますね。
まとめ
妊娠することであらわれる症状と生理痛の症状はよく似ているんですが、そこにもわずかな違いはあります。
子宮が大きくなるような痛みなのか、収縮するような痛みなのか、よく観察してみると違いに気づくことも。
また、妊娠している場合は今までなかった症状があらわれたり、程度がひどくなったりすることが多いようです。
普段から自分の身体の様子を知っておくことで、妊娠なのかどうかに気づくこともできるので、日常生活でも少し気をつけて観察してみてくださいね。
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